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実例紹介

私らしく過ごせる時間をペルモビールとともに。

診療を終え、C500sローライダーにトランスファ(移乗)したときから、村上千秋さんの「大切な時間」が始まります。
 
クリニックから自宅までの約1.5キロメートルを、村上さんは折々の花を愛でながら、たっぷり時間をかけて移動します。街路樹やそれぞれの家の軒先の丹精された花々を見ながらたどる家路は、花好きの村上さんにとってはまさに至福の時。
 
クリニックでの疲れを癒してくれるこの時間は、ペルモビールを持つまでは、得られる事のないものでした。
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電動車いすに乗って

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自宅とクリニックの行き帰りは、ヘルパーさんに頼んでいました。あわただしくクリニックを出て、一直線に最短時間で移動する。咲いたばかりの可憐な花を見つけても立ち止まってみることはできませんでした。
 
自分の意思で移動できることがこれほどうれしいことか、と村上さんは痛感したと言います。
 
ペルモビールを手にしたとき、村上さんは一緒に住む妹さんに内緒でバースディケーキをプレゼントしました。
 
 
「ずっと思っていんたです。内緒でプレゼントをしたいって。でも、休みの日には妹に車いすを押してもらうでしょ。秘密にしておくなんて、絶対に無理だった。だから、これはチャンスってね。妹が喜ぶ顔もうれしかったけど、本当は自分が一番うれしかったかもしれませんね。
 
土曜日の午後は、家とクリニックの中間にあるショッピングセンターで花を買うのが習慣になりました。混雑した通路も、小回りがきくから苦になりません。気に入った花があると、リフトアップですぐそばまで顔を寄せ、かぐわしい香りを楽しみます。お店のスタッフともすっかり顔なじみです。
 
ペルモビールがもたらす「私だけの時間」。もう手放せません。
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